::: いたち草 :::

第2話
依頼主の知られざる過去
「そうだ、あのときの漬け物はおいしかった。"イライラ漬け"と名づけられ、いまもなお多くの人に喜ばれている。本当にご主人様はすばらしい人だ」
そう言って大男は目を細めた。やがていちばん奥のブ厚い扉の前についた。大男がノックをしても返答がない。
「ご主人様!!」
大男はちょっとあわてた。
私は……

A.「ナニかあったのか?」

B.「ご主人様とはオレのことだ」

C.「すまんがチョットおなかがすいた」

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