::: いたち草 :::
第8話
絶対絶命
｢ﾘ､ﾘﾝｸﾞのﾊﾟｸﾘ？｣
｢そうだ｣
ｶﾞﾙｼｱはあっさり認めた｡
｢とにかく､ｱﾝﾀはその呪いのﾋﾞﾃﾞｵを見てしまったのか？｣
｢ああ｡しかも､さっきから流しているこのﾋﾞﾃﾞｵこそ､呪いのﾋﾞﾃﾞｵだ｣
｢ｷﾞｬ〜ｯ！｣
私もうっかり呪いのﾋﾞﾃﾞｵを見てしまっていたではないかｯ！ 私は……
A.実家の年老いた両親に電話をかけて､先立つ不幸をわびるとともに､勉強机のなかに隠していた恥ずかしい手紙や写真の処分を頼んだ｡
B.ﾋﾞﾃﾞｵにほかの手がかりがないか探した｡
C.ﾜｷの下のお手入れを始めた｡
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