::: いたち草 :::

第13話
仇敵
「まァ落ち着けよ」
私は興奮するガルシアをなだめた。
「ハァハァ、スマン。しかしそれだけじゃないんだ。ホントはもっとすさまじい……何百年もの間、血で血を洗う争いを繰り広げてきたのだ」
血で血を……? 私は……

A.「血で血を洗っちゃダメだ。まず、水につけてから液体洗剤を……」と、ガルシアに適切な洗濯法を伝授した。

B.「栗、広げちゃってどうするの? 食べるの? 焼くの? それとも焼いて食べるの?」と、拾いづらいボケをかました。

C.「まさか、あの古代よりいたち草を操るという伝説の暗黒集団……」忘れていた恐ろしい記憶がよみがえった。

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