::: いたち草 :::
第17話
足手まとい
「ううむ……」
しばらく考え込んで、刑事はわれわれに言った。
「あとは警察にまかせとけ。キミらは足手まといになる」
不服そうなガルシアが口を開いた。
「オレたちが足手まといだとォ? おい探偵さん、この刑事に、江戸の火消しがナニを振り回していたかをおしえてやれ! さァ速く!!」
なんのこっちゃ。私はガルシアに言った……
A.「まとい……か?」
B.「ヌンチャク……か?」
C.「ナンだよ、そのワケのわからない質問は? そんなことだからバカにされて捜査に同行させてもらえないんだよ。わかってんのか!?」
いたち草 TOP
<<HOME
(C)Shiriagari Kotobuki , SARUYAMA HAGENOSUKE Co,.Ltd.