バンチで「とんすら」が始まりました。
ちょっと変わったオヤジを主人公にした
ギャグというより、まぁコミカルな8pのマンガです。
これは都筑浩さんの小説が原案になってて
テレビ化と同時に誰かマンガを描かないか、ってことだったのね。
で、ボクのところに話がきたんだけど、その理由てのが
「とんすら」の主人公の「ヤブ」という編集者には実在のモデルがいて、
ボクがその人を知ってたからなのね。
その「ヤブ」こと実在の編集者ってのは
その世界ではけっこう有名で、
みうらじゅんさんとか安斎肇さんとかいろんな人と一緒に仕事してて、
昔、みうらじゅんさんが企画してその「ヤブ」を応援する
(応援というか、ダシにして楽しむというか)イベントがあったりした名物編集者なんだよね。
で、そんなイベントやってもらえるくらいだから
そういう作家の人たちに結構愛されてる編集者なんだよな。
でこの「ヤブ」ってヒト、どこらへんが魅力かというと
風貌がいいとかスゴイ仕事ができるっていうカンジじゃないんだけど
なんか憎めないというか、信じられるっていうか、ついつい弄っちゃうみたいなキャラなのね。
うーん…純真というか、オープンというかマゾというか天使というか…
ちょっと違うけどブックデザイナーの祖父江慎くんと近いものがあるかもね。
そういえば二人とも結婚式をやったのが浅草観音温泉だったりして
妙な共通点があるんだよね。
二人ともオヤジだけど可愛らしさがあって、
少年というより、オヤジの中に「女の子」を持ってて…
そう、「乙女オヤジ」ってカンジ。
そう考えると乙女の心持ってるオヤジっているかもなー。
でそんな「ヤブ」をテレビでは温水さんが演じるみたいです。
いやー、楽しみだわ。