ドヴァイをやってみて思ったのは「場と遊ぶ」オモシロサ。
今回は元小学校ということで「漫画少年」を設定した展示になったけど、
元病院だったら「医療少年」の展示になったかもしれないし、逆に小学校にあえて病院の展示もオモシロイかもしれない。
そこにまずは「場」があって、それをナニカに見立てて新たな場を作っていく。
「場」ってすごく複合的で、タテヨコタカサに光、音、漠然とした空気からデティールまで、コントロールする要素がいろいろあってオモシロイ。
現代美術のインスタレーションでもお芝居でもないし、とにかくジャンルにこだわらず「その場に何がどうあったらオモシロイか」みたいな基本に戻るのも大切かもしれない。
あるいは今回作ったオモシロイものを持って「展示ツアー」なんてのもいいかもな。ポンコツ車に作品をつめこんで地方の学校を回るの。土地土地のおいしいもの食べて、その場で作ったものを少しずつ加えていってドヴァイが成長していくなんてのもいいでしょ。ネット臭くないし、「旅の展示屋さん」みたいな生き方もカッコイイかも。
人口が減りいろいろ衰退して、空っぽの箱が増えるこの国で、ちょっとだけ必要とされるかも。
皆様いい場所があったら教えてくださいね。