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2009.10.25 11:16 PM 投稿:by しりあがり寿
日芸でアンダーグラウンドマンガの話(その1)

この前、日芸の授業に青林工芸舎「アックス」の手塚能理子さんとマンガ家島田虎之助さんにゲストスピーカーとしてきていただきました。



いやー、楽しかったなー。手塚さんや島田さんのお話から、自分たちが世に送り出してる作品に対するプライドや、ゆがんだ社会をまっすぐ見ようとするマジメさや、とるに足らない少数派に対する温かさみたいなものがいろいろ伝わってきてホント、面白かった。
 授業の最後に手塚さんが遠藤ミチロウの「天国への扉」を流したんだけど、いい歌詞だったな。なんかこの世の中に対しての憤りや、違和感や、疎外感や、そういったグズグズしたものを唄で切り裂いて切り開いて、自らの居場所を作ってくような激しさ。
 表現をするということが、その人の生きてゆくことと一体になってるような、唄わずにはいられない、描かずにはいられない。
 アンダーグラウンドの一つの表現の原点かもしれない。

http://www.yamashita-kiyomi.net/archives/2009/10/102209.html

http://seirinkogeisha.sblo.jp/article/33144205.html
 
…でもそれとは別に日本のマンガの中でメジャーとマイナーと言った場合、今日の授業を聞いてやっぱり「絵柄」の違いがわりと大きい、というか線がひきやすいかなと思ってしまった。…これつづきます。

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