おかげさまでさるフェス無事終了しました。
客席に交じっていた役者さんが、いつのまにかお芝居を始め、あれよあれよというまにステージに上ったかと思えば急に踊り出すという少年王者舘のオープニング。
…もうそれからは怒涛の12時間でした。
テクノ、ラテン、クラシック、ブラスバンド、お笑い、手品、昭和歌謡、フラダンス、本格ブルース、偶然ブルース、…
シャンソン、フォーク、メタル、ツヨシ、宴会パンク、レトロ、熟女、小坊主、プロレス、カレー、おにぎり、60年代の学生運動、占い、マッサージ…
メインステージでプロのテクニックが皆を酔わせれば、
セカンドステージでは素人のつたなさが唸りをあげ、
楽屋でタンゴダンサーと全身銀色人間とブリーフの筋肉マンが並んで出番を待てば、
フロアでは踊る人と笑う人とうずくまる人が青や赤に照らされている
懐かしい再会のとなりでは新しい出会いがあり、
驚きと懐かしさが、緊張と安堵が、期待と納得が、そこかしこで現れては消え、
そこではジャンルの区別はおろか、見る人と演る人の区別もなく、夜も昼もなく、自分と他人も、そして夢と現実さえもさだかでない、
…まさに混沌の宴でした。
違う過去、違う未来、ふだん出会わぬモノタチが、予定調和をけとばして出会う一夜は、
あらゆる矛盾を飲みこんでそれでいて圧倒的に美しい「宇宙からの地球」です
(言いすぎですねw)
そんな場所を作り上げてくださった出演者の皆さま、スタッフの皆さま、そしてお客様
ホントにありがとうございました。
また皆さまにお会いできる日を心より楽しみにしています。
ありがとうございました!!