岩手被災地訪問で見て感じたことの備忘録
2011.4.13〜2011.4.16 岩手県を訪れたしりあがり寿の、Twitterで書いた備忘録をまとめました。
備忘録1 2011-04-16 14:04:59 今回岩手に行って気づいたこと連続tweetします。煩わしかったらゴメンなさい。
備忘録2 2011-04-16 14:08:29 東京の渋谷から盛岡まで高速で7時間くらい。途中多少デコボコがあって夜は気をつけたほうがいいかも。自衛隊や警察の特殊車両のオンパレードでした。
備忘録3 2011-04-16 14:10:55 盛岡は全く平常。ホテルも飲み屋もフツーにやってます。盛岡3大麺は冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば。
備忘録4 2011-04-16 14:16:16 ところが盛岡から沿岸の被災地まで車で片道2時間〜2時間半。しかも被災地に宿泊施設がなく常駐で復興作業が難しい。ここらへんが三陸沿岸、特に大槌、山田あたりの復興を遅らせてる原因のひとつらしいです。
備忘録5 2011-04-16 14:21:57 そんな交通事情から、連休には盛岡から被災地への渋滞があるかも、とSAVE IWATEの人が言ってました。
備忘録6 2011-04-16 14:27:00 そんな交通事情もあり、客船、メガフロートなどに避難してる人を移すとか?海上からの援助の可能性を探ってました。誰か大きな船のある人はSAVE IWATEまで。
備忘録7 2011-04-16 14:32:42 行政が失われてる、あってもとても対処できない規模の災害の場合、上からの指示を待っていてもダメ。それぞれ個人や団体の知恵や人やあらゆるモノが自発的にネットワークされていくそんな現場の姿がカッコよかったです。
備忘録8 2011-04-16 14:46:42 通常の避難の場合、復興の間仮設住宅に住んで、復興すると戻る。今回津波で失われた町を元の場所に復興できるか?そんな未来の形が見えにくさが避難のあり方も難しくさせてるみたい。
備忘録9 2011-04-16 14:59:03 避難している人にしてみれば、頑張ろうと言われても、復興の形が見えなければどこで何を頑張っていいかわからないのかもしれない。
備忘録10 2011-04-16 15:07:08 避難所の方の要望も多様になってるようです。ボクらの場合、現地の人のアイデアで逆に日持ちのしないプリンやシュークリームを届けて喜んでいただけました。今後、速く細かくニーズに対応する仕組みが大切になるかもです(もうあるのか?)
備忘録11 2011-04-16 15:23:33 避難所では懐かしい歌を唄いながらやる塗り絵が好評でした。子供には人気キャラをせがまれて描きましたが似てなくて不評でしたw まぁ、大切なのはありがたいメッセージや技術を伝えることでなく、気晴らしになるコミュニケーションだからねw
備忘録12 2011-04-16 15:30:05 盛岡近くのつなぎ温泉は被害がないのに客がいなくて大変そう。立派なホテルでデッカいお風呂に、2食ついて8000円台のホテルも。ビジネスホテル並みの値段、おすすめ!
備忘録12 2011-04-16 15:42:53 経済的なダメージはあるものの、わりと平穏な盛岡。未だ復興の道筋も見えない沿岸部。放射能やこれからの大地震に怯える東京。原発事故の収束さえ見えない福島。一ヶ月たってそれぞれの地区の課題があらわになってきている気がする。
備忘録13 2011-04-16 15:58:16 モノを描く者が現場に立つことに意味はあるか?自分の場合ガレキの山を見ても今は何も浮かばない。それぞれの人がそれぞれの立場で今回のことを描くしかないのだろうな。
備忘録14 2011-04-16 16:35:44 もうすぐオシマイ。ながながと呟かせていただきました。嘘はついてませんが、自分の見たこと聞いたことの中には間違いや例外的なこともイッパイあると思います。思う存分疑っていろんなところから情報とって正確さを高めてくださいね。
備忘録15 2011-04-16 16:49:49 一ヶ月もたってノンキにでかけてエラそーに呟くのもどうか、と思いましたが、このままにしとくと忘れちゃうし、まぁいいか。ながながとすんません、ということで東京に戻ります。オシマイ。(と思ったら事故渋滞…)
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