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2012.06.24 02:36 PM 投稿:by スタッフ@さるハゲ
「ゆるとぴあ」展はじまりました
横浜市民ギャラリーあざみ野での、しりあがり寿ゆるめ〜しょんの個展「ゆるとぴあ」が始まりました。


“モニターの林”に、オヤジがいっぱい。
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初日はたくさんのお客さまにお越しいただきました。
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オヤジの体の動きのモデルになった、ダンサー・振付家の森下真樹さんと、作品「door」の前で。
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森下真樹さんと、作品「サイキック」の動き再現。
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名画 ムンクの「叫び」、ピカソの「ゲルニカ」、ミレーの「落ち穂拾い」を来場者がトレースして参加できるコーナーも。
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= しりあがり寿の言葉 =
<トークショーより>
アニメと言えば、その内容や物語など“画面の中”のみ語られる事が多いのですが、そのフレームより外の世界にも目を向けて表現できないだろうか、と考えました。
フレームの中は、始まりも無く終わりも無い、繰り返しの世界や断片です。その日常がたくさんのモニターで同時進行している。
「ボクたちは世界をボーッと見ている」、この混沌を“モニターの林”に乱立したかったんです。
そして、動画を1枚1枚なぞって描く線画アニメの「ゆるめ〜しょん」は、描く人のフィルターによって、みんなが知ってる場面の情報が“劣化”されるんですね。それも「ゆるめ〜しょん」のテーマでもあります。

<Twitterより>
世界と、自分と、視るということ、なぞるということ、かすれて、はみ出して、
全て詰め込み、ハゲオヤジに託して

動かない絵と動く絵はどこから違うのか?
人は作品をフレームの中で味わうのか、フレームの外から眺めるのか?
この世界は悲劇なのか、喜劇なのか?
ボクたちは世界をボーッと見ている。


= 東京新聞の記事 =
【しりあがり寿さんアニメ展開幕 「集大成を意識」】 
記事はこちら →


2週間の会期です。短いのでお見逃しの無いよう! どうぞご家族揃ってお越し下さい。



■横浜wo発掘suru vol.3
しりあがり寿★ワールド
「ゆるとぴあ ーボクたちは世界をボーッと見ているー」

会期:2012年6月23日(土)~7月8日(日)※休館日:6/25(月)
開館時間:10時~18時 ※入館は閉館の30分前まで
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(入場無料)
   横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内 TEL/045-910-5656

オフィシャルサイトはこちら →





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